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「衝動買いしちゃだめだよ!」と彼に言われていたにもかかわらず、その足でRENAULTディーラーにひとり向かったわたし。ディーラーさんに、「ごめんなさい、試乗してきちゃいました!」と話して、早速購入手続きに入ろうとしてしまった。
そのときは、ほとんど一目惚れの高揚感でいっぱいで気がつかなかったのだけれど、正直、「安全性」とか「居住性」とか「デザイン」とかそんなもので自分を納得させようとしていたのはまったくのまやかしで、冷静に考えると結局は本当に「一目惚れ」だったわけだ。 とりあえず、彼も気に入ってくれたし、数人の車好き人間たちも、絶対これ買いなよ!なんて言うし(おそらくちょっとしたミーハー気分も含めて、だろうけれど。)、親にも一応見せたら意外なことにかなり賛成してくれたので、背中を押されるように、「買います!」と宣言してしまった。 ボディカラーは、オットマン・ブルーにしようかポワーブル・ベージュにしようか悩んでいたのだけれど、周囲の意見は全部、フレーム・レッドだった。うーん、確かに。オットマン・ブルーはハッチバックだとかなりいいなぁ、と思ったし、ポワーブル・ベージュも格調が高い色で、どちらも捨てがたい。でも、どうせなら無難にかわいいレッドにしようかな、と。地元ディーラーの展示車もフレーム・レッドで、実際に見たから、という安心感もあったし。 そんなわけで、フレーム・レッドの外装と赤の内装、そして彼の誕生日をナンバー登録して(これは、納車に付き合ってくれるであろう彼へのサプライズのつもりだった。)、たくさんの書類を書いてたくさんの印鑑を押して、いよいよ納車を待つばかり、の日々に突入する。
by rouge_noir_megane
| 2005-02-01 02:21
| MEGANE
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